弊社の機屋としての歴史は文久元年(1861年)ですが
元々は生糸の貿易商人から起こっています。
その歴史は天正15年(1587年)からで実は今年で432年目
とても長い時間、私たちは糸を見て、触れております。
弊社の糸室です。取り扱ってる種類は約70種類。
細い絹糸から強撚糸、和紙から麻まで様々な糸があり、
製織する帯により材質を見極めながら毎日試行錯誤してます。
世界最高品質のブラジリアンシルクです。弊社のMONOというシリーズはこちらを
贅沢に100%使用し製織しております。
紋八寸 MONO オリーブ
ブラジルの温暖な気候が上質な繭を育て、光沢があり強く伸びる糸となります。
繭玉です。振ると、ころころと音が鳴り中にはお蚕様が入っています。
大切な命をいただいて、私たちは帯を造る事ができます。
感謝の気持ちをもって、丁寧な物づくりをこれからも続けていきたいと思います。