よくある質問
購入について
帯の価格を知りたいです。教えてください。
西村織物(株)は帯を織っているメーカーです。織られた帯は小売屋さんで販売されています。小売価格は小売屋さんなどのお店で決められています。従ってお店によって異なります。お近くのお店にお尋ねいただきたくお願いします。
ちなみに西村織物には「博多織献上館にしむら」という直営店があります。「博多織献上館にしむら」で取り扱っている帯に限りお応えできます。
商品について
帯や着尺などの「巾と長さ」は、織元やメーカーが違っても共通ですか?
帯と着尺などには全国統一規格はございません。統一規格がないからと言って、全くちぐはぐでばらばらかといえば、それほど差がないように思えます。八寸帯、九寸なごや帯といっても厳密にいうと、サイズは織元で異なります。しかしそれぞれの帯の持つ概念は共通です。むしろ、着る人の立場や状況に合わせて寸法、つまりサイズが割り出されています。関東・関西や南・北の地域ごとの文化や生活習慣にあわせて寸法の概念ができた、という歴史的背景があります。
小袋や、八寸なごや帯の総((ふさ)「フリンジ」)は何のためについているのですか?仕立てる際には総はどうすればいいのですか?
総は糸の品質を視覚と触覚で確認していただくために、縦糸を総として残しました。 仕立てる際に裁断していただければと思っております。しかし、近年、総がきれいに仕上がっているのを惜しむかのように、総を楽しむおしゃれとしてそのまま活かしてお締めになる方々も多々いらっしゃいます。
献上柄の帯には表裏がありますか?
はい、ございます。
どちらも表地のような織り方ですが、微妙に異なっています。柄を意識してご記憶ください。
手入れについて
帯の手入れの仕方を教えてもらえますか?
帯や着尺は充分注意して糸染めをし、製織をしております。しかしながら、汗や水分、強い日差しや摩擦などが原因で色落ちすることがあります。
■汚れやシミなどが付着した場合は、早めにシミ抜きなどの専門店にご相談ください。ご家庭でのお洗濯はお勧めしません。
■帯はお締めにならなくても、春と秋の2回ほど湿気の少ない天気のよい日に陰干しをしてください。
■帯をおしまいになる際には、湿気の多い所や風通しの悪い場所を避けてください。汗・湿りは変色やカビの原因になることがあります。カビが生えるとシミ抜きをしても落ちない場合もあります。
■おしまいになる時は、ビニール袋の使用や、におい袋を直接帯に置いたりしないでください。また香水をかけたりすることもしないでください。変色の原因になる恐れがあります。
直営店舗・工場
「博多織献上館にしむら」は誰でも入れますか?
はい、誰でも入れます。ぜひお気軽にお越しください。
着物や帯に興味のある方はぜひお越しください。「博多織献上館にしむら」は西村織物の直営店です。帯や着尺をはじめ、伊達締めや男締めなどの和装小物も販売しています。お客様とメーカーの橋渡しの役割を目的として展開しています。ぜひ足をお運びください。
西村織物の工場見学はできますか?
機織りに興味のある方にご見学いただいております。(お子様はご遠慮いただいています。)お客様の安全確保と、職人の作業の中断や作業ミスの発生を避ける、という観点から、事前に連絡をいただき、ご希望時間帯や参加人数と工場の作業現場の状況があえば見学をしていただいております。
ぜひ事前にご連絡をいただけますようご理解をお願いします。(日・祝日、および月2回、土曜日、工場はお休みです。)
電車でお越しのお客様
JR九州 | 鹿児島本線「二日市」駅より徒歩10分
西鉄 | 大牟田線「紫」駅より徒歩10分
車でお越しのお客様
県道112号線 旭町交差点から約1分
九州自動車道 筑紫野ICから約10分