伝統工芸士について
普遍的な美しさと
鮮烈な印象は
職人たちの緻密な仕事の
積み重ねから生まれます
西村織物の織の特長
誠実に丁寧に、ひと織りずつ
すべての工程を自らの手で
図案の創作、意匠化、染色、糸繰り、整経、仕掛け、整織、そして仕上げ。
西村織物では帯づくりのすべての工程を社内で手がけています。
織物は技術のリレーのようなもの。
職人たちはそれぞれの技術を次の工程に渡し、
それぞれの技術を磨き合いながら、
今日も一本の帯を織り上げるために、誠実に丁寧に仕事を重ねています。
六名の伝統工芸士
全工程それぞれの分野で
6名の伝統工芸士が活躍中
西村織物ではすべての工程に伝統工芸士が存在し、現在、計6名が伝統工芸士としての自覚をもってそれぞれの仕事にあたっています。
また複数の工程に携わることができる多能工化を目指しており、1人で2分野の伝統工芸士の資格を持つ貴重な職人もいます。
伝統工芸士とは
経済産業大臣が指定した伝統的工芸品の産地において、12年以上のキャリアと見識を持ち試験に合格した職人です。現在、全国で約3,600人の伝統工芸士が製造技術のリーダーとして活躍しています。全国には230もの伝統的工芸品があり、福岡にはそのうち7つが存在します。
Craftsman Interview 伝統工芸士インタビュー
伝統工芸士として帯づくりに向き合う6名から話を聞きました。
その仕事ぶりから人となりまでが滲み出る読み物で、いつもは表に出ない職人たちとの距離が少し近くなると幸いです。