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![なないろ 夏](https://nishimura-orimono.jp/wp/wp-content/uploads/2024/04/IMG_4430-2000x2000.jpg)
なないろ 夏
あざやかな色をほどこした贅沢なこの伊達締めは、あらゆる世代が着物を着用していた、昭和60年頃につくられたものを令和の配色にアップデートしたものです。
なぜ「なないろ」伊達締めを復刻しようと思ったのか、それは西村織物のものづくりの原点に理由があります。1861年の創業から160年の歴史のなかで、西村織物がやむなく操業を停止をした時期が一度だけありました。それは第二次世界大戦のとき。四代目当主・西村政太郎が戦後の困難な状況のなか、再興のため、まず手がけたのは「手織りの伊達締め」でした。その後、手織りから機械織りへ、経済成長とともに発展と変化を遂げていきます。
しっかりとした質感と堅牢さ、締め心地の良さが評価され、「伊達締めと言えば博多織」といわれるようになりました。そして、令和3年に160年を迎え、西村織物の原点である伊達締めを、現代を生きるわたしたちの技術で復刻しようと決意しました。
「ぼかし」の技術でつくりました
膨大な伊達締めのアーカイブの裂から選んだのが「七色ボカシ」と名付けられた織裂れ。博多のすっきりとした粋な縞模様には「ぼかし」の技術がふんだんにあしらわれています。
当時の七色(なないろ)は虹色の可愛らしいイメージではなく、厄除けの願いが込められており厄年の女性を中心に人気を博したといいます。今回は春夏秋冬をイメージし配色、伊達締めそのものに興味を持っていただけるような配色にしています。
この「なないろ」、全てに「ぼかし」を入れています。博多織の工程の中でも一番の花形とされる「整経」。この整経作業では通常よりも倍以上に時間と手間が掛かっており、職人の手わざが存分に発揮され、この美しいぼかしを実現しています。
「夏」の色とは
まぶしく照り付ける太陽光、花火の電光石火、海の色さえも強い色の光に満ちている夏の季節。すっきりと直線的なイメージをそのまま気持ちよく表現したいと思い、全体に鮮やかな配色にしました。季節問わず、すっきりとした気持ちになりたいときに着用してみても良いかもしれませんね。
※平織りの帯です。
※紗ではありませんのでご注意ください。
- 型番
- 29122001
- 素材
-
絹100%
- 色
-
夏
※お使いのモニターの発色具合によって、実際のものと色が異なる場合がございます。
- サイズ幅
-
約10㎝
- 長さ
-
225㎝前後
- 配送
-
こちらの商品は、レターパックライトでの配送が可能です(3枚まで)。
それ以上のご注文または他の商品と一緒にご注文の際は、佐川急便をお選びください。 - 製造元
西村織物株式会社
色・柄違い商品
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なないろ 冬
ガード加工について加工料 4,400円(税込)
西村の帯は正絹のため、ご自宅でのお洗濯はご遠慮いただいております。当社では大切な帯を水ハネや汚れから守る「ガード加工」をおすすめしています。
〈ガード加工の特徴〉
帯の両面を、汚れがつきにくくなるよう加工します。加工後は雨や水分を水滴となってはじくため汗や汚れが付きにくく、また万が一汚れがついた場合も落としやすくなります。※汚れが全く付かないことを保証するものではございませんので、予めご了承ください。
帯の仕立て方お仕立て代は価格に含まれます。
〈八寸帯のお仕立て〉
- 松葉仕立て
手先を二つ折りでかがる仕立てです。胴に巻く部分は折らずに仕立ててるので、着装時に自分の好きな巾にする事が出来ます。背の高い方は巾を広めに締めるとバランス良く見えるのでおすすめです。
- 名古屋仕立て
手先から折り返しまで、全てを折って仕立てます。胴に巻く部分が半分に折って仕立ててあります。着付けの際は、胴にそのまま巻いていくようになります。
- 開き仕立て
手先まで八寸の幅のままの仕立てです。手先は三つ折りでかがります。
〈ゆかた帯のお仕立て〉
- 両端かがり
両端を三つ折りでかがる仕立てです。
〈男帯・半幅帯のお仕立て〉
- 口閉じ
筒状になっている両端を内側に織り込んでかがる仕立てです。