8月19日に発売の「美しいキモノ」秋号にご掲載頂きました
今回は創刊70周年を記念して、美しいキモノを作る、注目メーカー10として全国より10ブランドが厳選されており、その一つに弊社をご掲載頂いております
着物は鹿島綾シリーズから佐賀錦の矢羽根柄を地紋としたピンクの色無地。
光沢感があり、品格が際立つ一枚です。
帯は経糸を1万本以上用い、雲鶴モチーフを取り合わせた雲鶴献上、博多の本袋帯です。
本袋帯 至宝間道Ⅱ 雲鶴献上
着尺 鹿島綾 矢羽根
着物は十八番献上紬シリーズからモダンな地色の、博多織献上柄のきもの。
強撚糸と紬糸を緯糸に用いることで生まれるさらりとした風合いの、
しゃれ味豊かで軽快な一枚です。
帯はアート性を追求した「Rライン」シリーズから白地に唐獅子牡丹を
現代的に表した新作帯です。
八寸名古屋帯 Rライン 百花百獣之王
古来より牡丹は百花の王と称され、高貴・富貴さのシンボリックな花。獅子は百獣の王で、権力や威厳の象徴とされてきました。
仏説では百獣の王を誇る獅子でも唯一恐れるものが”身中の虫”。獅子の体毛の中で繁殖し、皮や肉を食い尽くす害虫ですが、
牡丹の夜露が苦手なため、獅子は牡丹の下で眠ると言われています。
いくら権力や名誉を誇示しても、人では成立しない。そして自己破滅の要因は外的なものではなく、実は己にあるという戒めでもあるのです。
皆様にご高覧頂けますと幸いです