2023年6月21日(水)開業の九州初上陸「ザ・リッツ・カールトン福岡」
テーマが博多織ということもありスイートルーム、ロビーラウンジ、レストランなどに
西村織物制作の生地が多数使用されています。
(フロントロビー)
ホテルのデザインは、国の伝統的工芸品に指定され、日本三大織物の一つでもある
「博多織」からインスピレーションを受けており、糸を紡ぎ “織る “という発想で
ホテル全体を繋ぐ共通したストーリーで形成されています。
スイートルームやロビーの装飾柄は、弊社所蔵の慶応元年の古裂帳から出典しています。
(スイートルームヘッドボード)
ホテル18階にある日本料理レストラン「幻珠」の個室には
弊社制作の佐賀錦の広幅生地を使ったアートパネルが展示されています。
(アートパネルの伝統的な入子菱文様)
フロントロビー階にあるBARの壁面を覆っているのは
長さ4m以上にもなる弊社で作られた生地によるパーティションです。
博多織の伝統的な献上柄のモチーフ「独鈷」が配置されたシンプルなデザイン
この他にも「織」を表現するためのさまざまな工夫が凝らされています。
福岡に足を運ばれる機会がありましたら、ザ・リッツ・カールトン福岡の「織る」空間をお楽しみ下さい。