第119回博多織求評会にて「博多織着尺 博多献上三彩絣」が文部科学大臣賞を受賞致しました!
【博多織着尺 博多献上三彩絣】
博多の伝統文様で格式のある独鈷華皿文様を経糸に三彩と絣で染め上げ、贅沢に織り成しました。
2020年より、西村織物では染色工房を新設し染色も自ら行っています。
これにより、図案・意匠・仕掛け・染色・糸繰り・整経・製織の全工程をひとつの織元で完結することができました。
経糸の絣糸は、染色職人が地色を染めさらに、2色の部分染めをしたもので、とても手間を掛けたものです。
緯糸は厳選された絹糸を先染めし、紬糸と壁糸、双方の糸を交互に通しおりあげていきます。
紬の凸凹感に壁糸の強撚糸太緯糸の味わいが柔らかな風合いと、さらりとした肌触りが特徴です。
西村織物のつくり手による、こだわりの織味と豊かな風合いをお楽しみいただけます。
監修:茶道南坊流教授 白石宗洋
意匠:伝統工芸士 一ノ宮双鷹