「出会い」をコンセプトに誕生した、 いちえ 。この いちえ には2つの意味を込めています。
ひとつは、一期一会。一生に一度の出会いや生涯に一度きりの機会のこと。
また茶道の世界では、茶会に臨む際にはその機会は二度と繰り返されることのない、一生に一度の出会いであるということを心得て、亭主・客ともに互いに誠意を尽くす心構えのことを指します。
そしてふたつめは、選ばれた一枚の絵・出会うべくして出会った一枚の絵、という意味を込めています。
モチーフはカジュアルでありながらも、センスを感じさせるような、大人かわいい着こなしに。会話の話題に、その人の個性を引き立たせる要素のひとつとしてお楽しみいただけます。きものは一生に一度きりの出会いを経て人々の手へわたっていきます。
その一度きりの出会いを大切に、お好みの一枚の絵を探す気持ちでお楽しみいただければ幸いです。
【プリンセス】
ボリュームのあるリボンは、ネコへの愛情のあらわれかもしれません。家族の一員として特別な存在ともされる
ネコはまさにプリンセスそのもの。いたずらやわがままな性格もゆるせるのは、人間とはひと味ちがう魅力を
持ち合わせているからでしょう。
【華丸紋】
色とりどりの丸紋は、インドやペルシア更紗の影響を受けて日本独自の文様として定着しました。大航海時代に
日本へ渡ってきた更紗は大名や茶人たちを虜にし、異国の雰囲気漂う模様は装う人を優雅にさせてくれます。
色調を変えるだけでもイメージが多様化し、その人の個性を際立たせてくれるでしょう。