ものづくり

《新作》紋九寸なごや帯 絹乃路 

2020/11/09

【敦煌莫高窟】(とんこうばっこうくつ)

世界遺産にもなっている敦煌莫高窟。極彩色に彩られた美しい仏教壁画をイメージし制作した。

お太鼓柄の格子は700を超える莫高窟に見立てデザイン。魔除け・お守りの意味を込めている。

 

【タクラマカン夜想】

中央アジアのタムリ盆地の大部分を占める砂漠。シルクロードのオアシスルートで避けては通れない難所。モノトーンのこの帯は、

広大な砂漠にキャラバン隊が野営し夜も更けたころ、東からのぼる下弦の月が砂丘をうすら照らす情景を表現した。

砂漠は広大で月はやがて新月となりあたらく生まれ変わる。新しい門出や商売繁盛の意味を込めている。

 

【青の街サマルカンド】

古来よりシルクロードの要衝であったイスラム建築のブルーが美しい都市サマルカンド。イスラムの美しい建築群は世界遺産にも登録されている。サマルカンドブルーを基調に配色し、縞格子柄は文化の交差路を表している。

サマル(人々が出会う)カンド(街)という意味で、良縁・縁結びの意味を込めた。

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博多織献上館 にしむら

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